小学か中学生の頃に宿題か何かで読んだ絵本。
懐かしい。。。
ストーリーは、一匹の魚が平凡な暮らしをしていた。
そんなある日、
一人の少年が落とした一欠片のチョコレートを食べてしまう。
その日から魚は
毎日毎日チョコレートのことが頭から離れなくなり、
来る日も来る日も
チョコレートの味を考えて過ごした。
そしてある日、魚は死んだ。
それから長い長い時がたち、
少年はチョコレートを食べながら歩いていた。
そのチョコレートの一欠片が海に落ち、
その一欠片を食べた魚がいた事など気付かずに・・・
そんな感じの観覧車みたいにぐるぐる回るお話。
あの頃は深く考えてなかったけど、
いま読み返すと何だか不思議で深い話だったんだなと思った。
魚が平凡な毎日からチョコレートの味に魅了される毎日になる所とか。
魚が生まれ変わり、今度は少年になり、
だけど自分の落とした一欠片によって平凡な毎日を変えられた魚がいた事なんて気付かない少年とか。。。
うん、面白い。
誰もが気付かないうちに
誰かの何かを変えている可能性があるって事。
しょうゆう事。
えっ!どうゆう事かって、私もよくわからんよ。
ご想像におまかせ致します(?)